SCHOLARSHIP
2026年受賞者
Lydia Castonさんは、ロンドン大学で英文学を学んだ後、ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(RCA)にてデザイン史の修士号を取得し、現在はロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館(V&A)でプロジェクト・キュレーターを務めています。現代アートやデザイン史、特にファッションや写真の領域を専門とするCastonさんは、日本での滞在研究において、現在進めている書籍プロジェクト「Macabre」(不気味なもの、死やあの世に関連するテーマ)のリサーチを行います。期間中は、日本のアーティストへのインタビューや、国内の美術館・アーカイブでの調査を予定しています。
Michael McDowellさんは、ニューヨークのパーソンズ・スクール・オブ・デザインで建築を学び、コロンビア大学で修士号を取得後、同地を拠点に活動している建築家です。素材文化と建築空間に着目するMcDowellさんは、畳や檜といった日本の伝統素材が持つ「素材の誠実さ」が、近年のツーリズムによりプラスチックなどの使い捨て素材に置き換わり、単なる視覚イメージとして消費されている現状を、東京の民泊に実際に滞在して調査します。リサーチの成果は、最終的に書籍および展覧会として発表される予定です。