EVENT
第3回 Retrace -音をたどる- スカラシッププロジェクト・コンサート

2026年1月18日 日曜日
開場 午後5時 / 開演午後6時
会場: 石垣市民会館・中ホール 〒907-0013 沖縄県石垣市浜崎町1−1−2
予約: info@cca-islands.org / 090-2586-8892
入場料: 5000円(別途、寄付金も受け付けます)
定員: 200名程度 先着受付
CCA Islandsは、2023年に始まった「Retrace / 音をたどる」プロジェクトの一貫として、
ミヤギマモル、 宮良牧子、 崎枝亮作のコンサートを行います。
今回3回目を迎えるコンサートでも、 入場料は全額、八重山の次代を担う若手の音楽関係者を支援するために活かされます。 支援対象者は、出演者3人により選出され、 コンサート当日に発表されます。
支援に充当される入場料は5,000円に設定していますが、 さらなるご支援を検討いただける場合は、
別途、当日会場にて寄付金もお受けいたします。
主催のCCA Islandsは、 2023年から「Retrace/音をたどる」というタイトルのもと、八重山地方に所縁のある音楽家を対象に、普段あまり語られることはない個人としての物語に光を当て、 記録・発信するプロジェクトを進めています。
それぞれが八重山の伝統の重要な担い手でありながらも、これまではその背後にある個人の活動にまつわるストーリーが体系的に記録されることは、 必ずしも十分とは言えない状況にありました。
このような中、「Retrace」は、音楽家一人ひとりと対話を重ね、 彼らの活動を辿りながら「文化」や「伝統」に対する私たちの認識を問い直すとともに、その独自の在り方を音源やテキストとして残し、 国内外に発信していくことを目的としています。
2025年12月には、Retrace第二弾から、新良幸人、城間健市、与那覇歩のインタビュー集「Retrace 音をたどる 八重山からの音 2025」が出版予定です。
2025年2月1日に行われたコンサート音源を元に制作されたCD付き(日本語/英語)となります。
第一弾の大工哲弘、日出克、金城弘美のインタビュー集は2024年にCD付(日本語/英語 pp.222)で
ピースウィンズより出版されています。
同時に「Retrace」は、 音楽や芸能、またその関連分野での活動を志す若者へ支援にも力を入れています。 この数十年で文化や芸能を取り巻く状況は劇的に変化しています。 テクノロジーの進歩により、 誰もが発信できる環境が整い活動の場が広がるに従い、 この分野においてどのようにキャリアが形づくられていくかについても多様化が進んでいます。
あふれる選択肢の中で継続的かつ
集中した活動を続けるには、 経済面でも音楽面でも、常に新たな挑戦やアプローチが求められます。「Retrace」は、 このような状況に置かれた若者たちが、将来の目標や展望を明確に描きながら、 活動を続けられる契機の一つになることを目指しています。
Retraceプロジェクト第1回目のインタビュー/コンサートは、大工哲弘、日出克、金城弘美、
第2回目は新良幸人、城間健市、与那覇歩により行われました。
過去2回のコンサートを通じて、 参加していただいた音楽家を含め、多くの方々からご賛同いただいたことに心より感謝申し上げます。
共催 ピースウィンズ・ジャパン/現代アートプラットフォーム

