ジェームス・リチャーズ

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Date
2012-03-26 - 2012-04-27

CCAプロジェクト・ギャラリーは、ロンドンを拠点に活動するジェームス・リチャーズの新作を発表しました。

今回リチャーズは、プロジェクト・ギャラリーのスペースを、何ヶ月にも渡り集められた新しい素材のための実験の場とし、北九州に滞在中に制作する作品の断片やそれらを組み合わせた作品を公開しました。

作品の素材としては、ウェブ上で人気のヴィデオやこれまで本人が集めてきたもの、中古のヴィデオからの映像や親しい友人の映像など、さまざまなものが集められます。彼のヴィデオ編集の過程は、感情が込められた個人の語彙を形作るこれらの素材のあいだで交差するつながり、そして関連を明らかにしていくようなものだと言えるでしょう。 制作過程において作品は絶えず蓄積されるとともに加工されていき、リチャーズのヴィデオ・プログラムは、既存の作品を何度となく組み込んだり、あるいは以前に制作された作品の新しいバージョンをそれぞれの展覧会ごとに再編集していきます。

ここでの編集作業とは、スケッチやノートに書き留めるといったことと同じようにさりげなく、直感的な過程となります。そして展覧会は、そのプロセスが進行していく様子を公にする、一つの方法になるのです。

ジェームス・リチャーズは、リサーチ・プログラムの教授として2012年3月2日から30日までCCA北九州に滞在しました。

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ジェームス・リチャーズ
Date
2012-03-26 - 2012-04-27