ローラ・オールドフィールド・フォード

ローラ・オールドフィールド・フォードは、アーティスト、ライターとしてロンドンを拠点に、紛争する空間や景観、建築物、記憶を取りまく問題にかかわる作品を制作しています。 脱工業化時代における都市空間の大幅な再整理の結果として生じた社会政治的なディスコース(言説)のさまざまな新しい形式を学際的に実践しながら探究します。 彼女の活動の中心にある「漂流(the dérive)」とは、都市の精神的な輪郭の地図を描くために歩く過程を意味します。 政治活動やサブカルチャーへの参加、とりわけ抗議行動などの自身の経験が描かれますが、最近では、宗教的熱狂や民族主義、階級問題について厳しく精査するような作品へと向かっています。 近年では、テンスタ・コンストハル(ストックホルム、2015)、テート・ブリテン(ロンドン、2014)、カハ・マドリッド文化スペース(2012)などの展覧会に参加しています。

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