杉本博司

杉本博司は1948年に生まれ、現在ニューヨーク/東京を拠点にしながら活動している。すでに古びてしまった19世紀の驚きの発明“写真”を使って、杉本はそのアート・メディアとしての有効性を拡げる様々な試みを1970年代より続けている。死んで剥製となった動物たち、それを写真でもう一度殺すことによって蘇生して発光する、記憶装置としての写真を探究するシアターのシリーズ、当惑星の超特異現象“水と大気の存在”が、生命の発生と進化の頂点に立つと自認(うぬぼれ)する人類の記憶の古層にいかに影響を与えているかを探る海景のシリーズなどを発表している。

リサーチ・プログラム教授 (1998)

1998/2005/2006

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