タイプフェイス(フォント、活字書体、印刷 書体)は、文字、数字、句読点、記号などのグリフ(字体、標示形)集合体です。今日一般的に使われているアルファベットの基本形は、約二千年前のローマ時代に完成されたものです。均整のとれた美しいプロポーションは、幾世紀にもわたって、石彫や手書き文字の書家、工芸家、印刷書体のデザイナーに受け継がれ、数多くのタイプフェイスがつくられてきました。
タイプフェイスは、ウェイト(文字の重さ/太さ)、プロポーション(文字の高さや幅の比率)、部品的な飾り(セリフや鱗)、スタイル表現 (線の長短、角度の強弱)、スペースの処理(字形の囲み、文字間隔)などによって性格が決まります。判読しやすい標識や表示板に適した大きな文字サイズ、書籍や刊行物の本文用に適した小さな文字サイズなど、さまざまな環境の条件下で用途に適した可読性のよいタイプフェイスをつくるには、個々の文字が調和した形状をもち、それらの微妙な間隔の組み合わせで、ばらつきのない洗練されたテクスチュア(きめ/肌理)をもつテキスト(本文組版)が得られることが必要です。
こアルファベットの基本形は不変ですが、タイプフェイスのデザイン、製作、使用するためのテクノロジーは絶え間なく変化します。時流による用途や環境の変化に対応し、新しい世代が積極的に受け入れていける新しいデザインは常に要求されます。
タイプフェイスは、意思疎通の「場」をつくりだす重要なインターフェイスのひとつです。現代美術センターCCA北九州が求める最良のタイプフェイスは、小さな文字サイズでも読みやすく、スタイルが強調される大きなサイズでは、シンプルで品格のある現代的な印象で訴求効果を持つなどの条件を満たさなけ ればなりません。CCAアートサンズは、世界最初のヒューマニスト・サンセリフをデザインした英国の名書家、エドワード・ジョンストンの書体原理を意識しながら、簡素で曖昧さがなく、新鮮で落ち着いた個性のあるデザインを目指したタイプフェイスです。
河野英一
フォント形式 : OpenType形式フォント
対応OS : Windows : XP,Vista,7 / Mac OS X 10.2以降
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