篠原 一男

Title
ある視点
Date
2015-10-19 - 2015-11-06

現代美術センターCCA北九州は、移転後最初の展覧会として、「篠原一男:ある視点」を行います。

篠原一男(1925 – 2006)は、戦後日本を代表する建築家として、国際的に大きな影響を与えた建築家の一人です。1953年の「久我山の家」以来、「土間の家」「白の家」と日本の伝統との対応する様式から、「住宅は芸術である」という自らのマニフェストを体現するような、研ぎ澄まされた空間を持つ新しい住宅の在り方を提示していきました。その後、時代とともに新しい様式を展開していき、「東京工業大学百年記念館」(1987)などの公共建築を含む、数々の建築を手がけました。移り変わる社会状況を冷静な視線で見据えつつ、直感的かつ詩的に生み出された篠原作品は、建築家のみならず数多くのアーティストたちにも影響を与えてきました。

CCAでの今回の展示は、篠原の言葉とともにその視線がとらえたさまざまな都市を並列し、最晩年に彼が都市への思いを語る映像が上映されます。

 

今通り過ぎた街が、私の後ろにある。
一本の道がまっすぐに伸び、
遠い向こうで視野から消える。
そこへはいけないが、通り過ぎてきた街のように、
それも美しい家並みに違いない。
見えない遠くに、見知らぬ美しい街を思い、
私はそこに立ちつくす。
一本の道に私の〈都市〉が現象する。

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Artist
篠原 一男
Date
2015-10-19 - 2015-11-06

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