オラデレ・アジボイエ・バンボイエ

オラデレ・アジボイエ・バンボイエは1963年、ナイジェリアに生まれ、12才の時にイギリスに移住する。主にグラスゴーで過ごし、そこで本格的に化学工学を学ぶ。その後スレイド・カレッジ・オブ・アートの修士課程でメディア・アート及びその理論を学び、ロンドンを拠点に活動している。

作品というものが安易に分類されることに抵抗しながら、バンボイエは伝統的な写真技術や映像などといった、様々な媒体を使って活動している。彼にとっての映像は、伝統的に映画からアートに取り入れられてきた物語性より以前に、そしてそれを超えるところにあり、そういう映像を使うことは、必然的に彼をメディアの探究へと導いてきた。また、バンボイエの執筆活動は、型にはまった美学の範疇にとらわれず、文化人類学的、歴史的、そして社会的性質の事柄を探究していく。彼にとって、その作品の反響をとりまく状況の構造を分析することは、作品そのものを理解することと対等な関係にあるのだ。

リサーチ・プログラム教授 (2001)

Bridge the Gap? (2001, 北九州)

2000/2001

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