ジャン=リュック・ムレーヌ

ジャン=リュック・ムレーヌ(1955年生)はパリを拠点に活動している。ムレーヌは工業や商業、メディアの発展によりもたらされた自然現象を考察するための道具として写真を使用する。彼は写真を美術とメディアのあいだに位置するものと考える。想像上の社会や、結果的に決定された社会行為に近づくための理想的な道具を手にするという夢をいだいた機能主義者的ユートピアの伝達モデルから遠く離れて、本当に詩的な方法で、道具と想像上のもののあいだにあるギャップを際立たせるよう努めているのだ。ジャン=リュック・ムレーヌの写真によって、私たちが実感するのは、写真を実践し使っていくことは、その技術やメディア(媒体)、普遍性によって引き起こされる変換の現象学であるということなのだ。

リサーチ・プログラム教授 (1998/2004)

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