Title |
エオリアン過程 |
Date |
2013-12-02 - 27 |
CCA北九州プロジェクト・ギャラリーでは、イスタンブールを拠点に活動するエムレ・ヒュネルのプロジェクト「エオリアン過程」を発表しました。
「エオリアン過程 #1と#2」は、陶器製造所、塗装室、人工光を採用したスタジオ、この3つの異なる場所で撮影された2本の16ミリ映像です。「エオリアン過程」という作品タイトルは自然の力、特に、地球や他の惑星の表面を形作っていく風の速力について言及しています。自身のスタジオに作品の素材が置かれている間、どのように無作為に位置が変えられ、様相を変えていくのか―その変化の過程を追いながら、ヒュネルの主な興味は、ユートピア的建築や惑星の風景、飛行についての考えを示したもの、また文明の残骸といったものの抽象を作りだすことにあります。物質性や質感に焦点を当てつつ、彫刻を制作する過程で、ヒュネルは、架空の考古学的展示についてのアイデアを楽しんでいるのです。
エムレ・ヒュネルは、リサーチ・プログラムの教授として2013年11月22日から12月2日までCCA北九州に滞在しました。
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