Title |
経験は物に勝る |
Date |
1999-12-15 - 2000-01-28 |
CCA北九州プロジェクト・ギャラリーは、ハミッシュ・フルトンの新作を発表しました。
「1999年3月、九州の聖なる山、英彦山を1日歩くこと7回。私の12月の展覧会ではその経験をもとにウォールテキストを発表します。」
「私はつながりを作ろうとしている
現代アートと現代のウォーキングの間に
私は野外における冒険的なスポーツが
基準とするものやそれが示す指針を真実と認めている
それは現代アートの領域にはないものである。
歩くということは不変であり
アートの媒介、媒体や手段は多様である。
問い:
“歩く”ということは ー 本当に ー アートなのか?
答え:
“歩く”ということ ― それは一つの“アートの形”と考える事ができる
しかし、“アート作品”と違って
歩くという行為は売ることができない。
私の作品は制限するということに等しく、
私の歩くという行為は自由に等しい。
一つの事実であり、一つの評価ではないこと –
それはこの川は流れが早く、深く、冷たいということ。
砕ける波、素足、赤い花びら、
貝の首飾り…
星の中に迷い込むということ。
ゆるやかさ。」
ハミッシュ・フルトン
ハミッシュ・フルトンは、リサーチプログラムの1999年12月の教授としてCCA北九州に滞在しました。
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Category |
プロジェクト・ギャラリー |
Artist |
ハミッシュ・フルトン |
Date |
1999-12-15 - 2000-01-28 |